私は社内のコミュニケーションにおいてFace to Faceの交流を大切にしてきました。ブラザーには、優れた実績をあげたグループ会社を表彰する社長賞という制度があります。以前は、名古屋の本社に受賞会社の幹部を招待して表彰していましたが、私が社長に就任してからは、自ら現地に赴き、表彰する仕組みに変えました。これは、国内外問わず、現地の従業員に感謝を伝えると同時に、私の想いを直接伝えるためです。受賞会社は、わざわざ本社の社長がやって来るということで、表彰式はもちろんのこと、工夫を凝らした余興や催し物などいろいろ準備をして待っていてくれました。多くの従業員が笑顔で出迎えてくれ、心から歓迎してくれるので、それがモチベーションとなり、たとえ地球の反対側であっても、がんばって行こうという気持ちになり、社長時代の11年間、なんとか続けることができました。現在は会長という立場になりましたが、今後も機会を見つけて従業員とのFace to Faceの交流を続けていきたいと思っています。